死に関することば

死に関することば

死に関連することばあれこれ
(浮かぶ瀬、永世、永眠、回向、因縁、厭世)


葬儀用語や死にまつわる言葉では、普段使わない日本語がたくさんありますね。ふいに耳にするとどういう意味なのか知らずに引っかかっているくせにその場をやりすごしたりってことがありませんか。解りにくい言葉やことわざなどのちゃんとした意味についてお話ししたいと思います。

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【浮かぶ瀬】:
不遇な境遇から浮かび出る機会のこと。命が助かる機会。使い方としては「浮かぶ瀬がない」と言ったりしますが、この場合の“瀬”というのは機会やチャンスのことを言うので、「立つ瀬がない」とか「取り付く島がない」などと似たような意味になります。   

【永世(えいせい)】:
長生きすること、長寿の意味。永久に生き続けたいという願望も含まれるようです。人生50年と言われた時代にはよくこの言葉を使って「永世を願った」そうです。寿命がはるかに延びた現在ではそう使われる言葉ではないのかもしれませんね。   

【永眠(えいみん)】:
喪中ハガキなどでよく目にしますが、字の書く通り、長い眠りにつくという意味で、死ぬという意味。老人の死について使うことが多い言葉です。   

【回向(えこう)】:
仏教語。原義の、自分が修めた功徳や善行を他人に施して浄土に往生するように願うことを言うことから、読経して死者の成仏を祈り供養を行うことを指すようになった言葉です。葬儀のときにある“回向帳”は、香典として贈られた金銭・供物、贈り主の氏名などを記録しておく帳面のことを言います。   

【因縁(いんねん)】:
仏教語。物事が起こることの直接的な原因と間接的な原因の広い範囲の意味をいいます。前世から決まっていた運命や宿命のことも指します。「因縁尽く」というと、因縁によって生じ、自分の力ではどうしようもないことを言いますし「因縁を付ける」は、些細なことを理由に無理を言い、言いがかりをつけ相手を困らせることをいいます。    

【厭世(えんせい)】:
世の中をうとましく思うことをいいます。「厭世自殺」という言葉で使われたりしますが、生きているのが辛いと思うことを指します。世の中の先行きが暗く、沈滞した時期に流行することばのようですが、そんなことばが流行る時代というのはできることなら避けたいものですね。


葬儀のことを町田市でアドバイスします


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